溶射のシンコーメタリコン
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溶射技術研究室
テクニカル・データ
線膨張係数
線膨張係数とは…
温度上昇(1℃)によって、1K(℃)当たりで物体の長さが膨張する割合を『線膨張係数』と言います。溶射皮膜には、気孔やラメラ構造を有しており、同一成分でも基材や焼結材と溶射皮膜では、異なる値を示す場合があります。
また、高温環境下で使用する場合には、溶射皮膜と基材において、この線膨張係数の差異が起因して溶射皮膜の割れ・剥離が生じることもあります。
基材と溶射皮膜の線膨張係数が大きく異なり場合には、その差を緩和するために中間の線膨張係数を持つ材料を下地溶射皮膜にすることもあります。